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代表・書家「出口胡蝶」プロフィール

筆耕ドットコム代表・書家、出口胡蝶のプロフィール。
経歴、受賞歴、書に対する想いをご紹介します。

代表挨拶

継 ― 十五年の歩み

株式会社筆耕ドットコムは、創業15年目を迎えることができました。
創業以来ずっと、たくさんの皆様方に支えられ、ご信頼くださりまして大変有難く存じます。

世相が著しく変わりつつある中で、「筆耕」という超アナログ技術を誇りとし研鑽して参りました。
大変小さな会社ですが、幸いにも、ほぼ一日たりとも筆を休めることなく、全国各地へと筆耕したお品物を発送し続けております。

そして、たくさんの皆様からお喜びの声を頂戴し、それが筆耕スタッフの次なる向上心となり、継続できていると感じています。

これからも、さらなるサービスの充実と、手書きの文字の必要性をもっと感じていただけるよう努めて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

筆耕との出会い

叶 ― 夢の始まり

代表の私自身のことを申しますと、30年前、札幌で就職活動中に電話帳で筆耕会社兼書道教室の文字を目にし、即電話し翌日から採用となりました。

字を書くことが子供の頃から好きだった私にとって、その日を起点に、人生が180度大きく展望が開けた出来事でした。

ただ、いきなり飛び込んですぐに書ける簡単な技術ではなく、上司や先輩方から筆耕のノウハウを厳しく特訓されたことが、得難い経験となりました。

と同時に「もっと自分だったらこんな仕事もしてみたい」という強い可能性を胸に抱くようになり、3年後に上京。東京の筆耕会社の下請けで宛名書きや賞状などを手掛けさせていただきました。

都会で生活するには現実は厳しく、描いたようにはいかず落胆したこともありましたが、手書きの名刺とチラシを作り、近隣の店舗などへ営業していた中で出会った方から「筆耕の会社を立ち上げ社長になりなさい」とアドバイスをいただいたのがきっかけで、その方のご厚意を得ながら、筆耕のHPを立ち上げ今に至ります。

「前より上手く書けた!」
という瞬間が
自分へのご褒美となり、
いつまでも飽くことのない
職業と言えます。

理念

承 ― 消えゆく道具への思い

日本の伝統文化への意識が強まる一方で、消えつつあるもの、またすでに消えてしまったものがコロナ禍以降、加速的に増えていると感じます。

私たちの仕事道具であるがそのひとつです。

当たり前に手に入っていたものが突然、原材料の高騰や、もともと少なかった職人さんが廃業に追い込まれたことで、どんどん姿を消しているという話を耳にします。

でも、そもそも、筆・墨・紙は、こんなに手間を惜しまず職人さんが一つ一つ時間を費やし作られていたのに、それにそぐわない金額で提供してくれていたのだな、とあらためて考えるきっかけにもなっています。

和の魂とは丹念であること

一文字一文字を手で書くという地味で、時代にそぐわない仕事かもしれませんが、どんどん手書きの文字の需要は減りつつある今だからこそ、筆耕会社として、まだまだビジョンとアイディアを世の中に打診していく必要があると感じています。

AIや科学の進化によって失われていく何かを取り戻せる ―
人間のささやかな心のよりどころ
のような存在でありたいと思います。

そのために、今まで培ってきた土壌をさらに発酵させ、日本の伝統の書の領域へと技術を高め、この先の未来へ受け継いでいきたいと考えております。